森島広明

所属 本社第二営業所 所長
担当業務 不動産査定・売却に関するご相談
資格 宅地建物取引士
出身 浜松市東区


システム業界から不動産業界へ

実は、この仕事に就いたのは45歳を過ぎてからでした。今考えると大きなチャレンジでしたね。以前はシステム開発の仕事に携わっていました。パソコンでいえばMS-DOSの時代からですからキャリアは20年以上。経験は不動産業界よりも長いですね。浜松市内だけでなく、東京、名古屋、大阪、福岡...業種は製造業、商社、官公庁、信販業など、さまざまなお客様にソフトウェアを提供してきました。

本質を追求する

システムを導入すると業務が改善される、とお考えの経営者の方は以外と多いんです。でも、実際にはそんなことはありません。システム開発の前段で、業務の問題を見つけ、解決手段を考え、業務を標準化して、システムに乗せる。システム、特に業務アプリケーション開発の仕事は、お客様の課題の本質を見つけ、それを解決する…業務改善なんです。

私たちの名刺には、それぞれが「信条」を掲げていて、私の名刺には「本質を追求する」と書かせていただいています。不動産取引のお手伝いをさせていただく中で大切なのは、お客様の言葉の奥にある、その思いや夢を理解し、共有すること。最後にお客様が笑顔になっていただけたらうれしいですね。

提供するサービスに必要なこと

システム開発をしていた時は、「Quality(品質)」、「Cost(コスト)」、「Delivery(納期)」への意識を強く持っていました。この「Q・C・D」はどれも大切で、どれが欠けてもお客様に満足していただけません。例えば、どんなに商品が安くても、納品が早くても、お客様が望んでいる品質を満たしていなければ満足していただけない、ということです。

この考え方は、「仲介」というサービスを提供する私たちにとっても当てはまります。お客様が求めるコスト・納期を守り、期待以上のサービスを提供することを目指しています。

仲介業者はプロジェクトマネージャー

不動産取引においては、様々な立場の方と関わりを持つことになります。売主様、買主様はもちもんのこと、金融機関、司法書士、土地家屋調査士、住宅メーカー、解体工事業者など。

ここでも「Q・C・D」の話になりますが、それぞれが求められている品質で、決められたコストで、決められた納期通りに、仕事をしなければならないのですが、仲介業者は、それを束ねる、いわばプロジェクトマネージャーだと考えています。ですから、特にリスクマネジメントは重要な仕事になります。不動産は一つ一つ違いますから、ちょっとした見落としや調査漏れでも大きな問題になることがあります。
 
今でもお客様からお叱りを受けることが多々あります…日々勉強ですね。

好きなもの♬

音楽は好きですね。音楽がないと生きていけない(笑)。お気に入りはThe New Mastersounds。イギリス出身のファンクバンドなんですが、好きすぎてコピーバンドを作っちゃいました。

定期的にバンド仲間と練習していますが、このコロナ禍でライヴ活動ができず…そういえば、まだバンド名も決めていませんでした。いつか皆さんの前で演奏できる日が来るとよいのですが。