2024年12月20日不動産売却に関する情報
浜松市の土地価格は、主に以下の5つの指標を基準に求められます。
このコラムでは下記のことがわかります。
1.地価公示:標準地の価格が示す指標とは?
2.地価調査:都道府県が公表する基準地価格の役割
3.固定資産税評価額:税金計算に基づく土地評価の仕組み
4.相続税路線価:相続税や贈与税に用いる価格基準
5.実勢価格:実際の売買から見える土地の相場
①地価公示
地価公示は、国土交通省土地鑑定委員会が毎年1月1日時点における標準地の正常な価格を3月下旬に公表します。一般の土地の取引価格に対して指標を与え、公共用地の取得価格の算定や鑑定評価を行う場合の規準とされています。現在、浜松市内には136の調査地があります。
【平成6年度 地価公示価格一覧表(浜松市分)】
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/documents/16126/ichiran_r6.pdf
②地価調査
地価調査は、都道府県知事が毎年7月1日時点における基準地の正常な価格を9月下旬に公表します。一般の土地の取引価格に対して指標を与え、公共用地の取得価格の算定や、適正地価の参考の1つとして用いられます。現在、浜松市内には113の調査地があります。
【令和6年 地価調査価格一覧表(浜松市分)】https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/documents/16126/r240701_ichiran.pdf
③固定資産税評価額
市区町村が固定資産税を算出するために、不動産を評価した価格が「固定資産税評価額」です。固定資産税評価額は、土地の評価方法を定めた「固定資産評価基準」に基づいて算出されます。概ね、土地時価の約70%が目安とされています。
また、固定資産税評価額は3年に1回見直されます。
固定資産税納入通知書や課税証明書の発行にて確認することができます。
【固定資産評価・課税証明書の取得方法(浜松市)】
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shisanze/zei/madokazei.html
④相続税路線価
相続税や贈与税を計算する際の基準として、毎年、国税庁が発表します。路線価は、路線(道路)に面している宅地1平方メートル当たりの価額です。不動産鑑定士による鑑定評価額などを元に、毎年7月にその年の1月1日時点の価格が発表されます。概ね、土地時価の約80%が目安とされています。
【国税庁 令和6年分 財産評価基準書静岡県 (路線価図)】
https://www.rosenka.nta.go.jp/main_r06/nagoya/sizuoka/prices/city_frm.htm
⑤実勢価格
実際に土地が売買された際に取引された価格です。同様の地域や、類似条件の取引価格情報を集めることにより、参考価格として知ることができます。
売り手と買い手の需要と供給で価格が決まったものですので、実際の相場に近いと近いと考えられますが、実例と対象土地の条件の違いを見極める必要があります。
【マストレ ホームページ(販売情報)】
https://home.masstrading.co.jp/buy/
浜松市には市街化区域に存在する農地、市街化調整区域に存在する宅地など、様々なケースがございます。
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